近年、水温の上昇は日本国内だけでなく、世界的に進行している深刻な問題になっています。
特に、サーモン養殖の主要産地であるノルウェーでも、水温の上昇により魚病が発生し、生産量の伸び悩みが課題となっています。
これにより、養殖業の安定供給が難しくなっているのが現状です。
そこで今、注目されているのが 「閉鎖循環式陸上養殖(RAS)」 という技術です。
陸上の閉鎖空間で、水を循環・浄化しながら魚や貝などを養殖する方法が「閉鎖循環式陸上養殖(RAS)」です。
外部環境の影響を受けにくいのが特徴で、持続可能で安定した生産が可能となります。
環境負荷低減と食の安心安全を両立
水をきれいにしながら何度も循環。
限られた水資源をムダなく活用。
サーモンの排泄物を100%回収し処理。
海や川への汚れの流出をほぼゼロに!
寄生虫や病気のリスクを減らし、安全な養殖が可能。
天候や季節に左右されず、計画的に育てることで安定してサーモンを供給。
SDGsに寄与できる技術であり、次世代の水産業を支える新たな選択肢として期待されています。
次世代の水産業を支えるために、九州電力株式会社、ニチモウ株式会社、西日本プラント工業株式会社、株式会社井戸内サーモンファームの、4社が共同出資して「フィッシュファームみらい合同会社」が設立されました。
福岡県豊前市にある九州電力豊前発電所敷地内に、 閉鎖循環式陸上養殖(RAS)を備えた「フィッシュファームみらい」を設立し、環境負荷を最小限に抑えつつ、持続可能なサーモン生産を実現しています。
「フィッシュファームみらい」では、豊前市の地下水と豊前海の海水を活用し、「閉鎖循環式陸上養殖(RAS)」でサーモンを育てています。
IoTやAIを活用したシステムにより、水質を一定に保ち、サーモンが快適に育つ環境を整えています。
こうして育てられた高い鮮度と品質を誇るサーモンは 「みらいサーモン」 と名付けられました。
サーモンに最適な環境で育った「みらいサーモン」。
その身質は旨味が凝縮され、滑らかで豊かな味わいが特徴です。
サーモンに最適な、酸素量、水温、水流、給餌量など緻密に管理。 高品質な餌を使用することで、赤みの強い鮮やかなサーモンに育ちました。
適度に脂を抑えることでサーモン本来の味わいを引き出し、さっぱりとした口当たりに仕上げました。旨み成分であるグルタミン酸が豊富で、味の濃さを堪能することができます。
サーモンのストレスを最小限に抑え活〆を実施。独自の物流システムと梱包技術により鮮度を最大限に保持します。 新鮮なプリプリ食感のサーモンをお届けいたします。
今回、「みらいサーモン」をよりご堪能いただけるように、4種類の食べ方をご用意いたしました。
4種の食べ方を味わえる商品限定販売
2025年6月30日(月)お届けまで